北海道そば畑視察2024

北海道の新そば状況2024

今年も北海道のそばの産地を視察する機会を頂き、北海道にそば畑を見てきました。

8月最終週に発生した超大型台風11号により、

行かれそうもないとキャンセルを覚悟しましたが、

九州から上陸した台風は自転車くらいのスピードに落ち、愛知から急に北上し始めたので、視察を強行しました。

10時、長野県小諸市の最寄り駅佐久平駅から新幹線で東京へ、

電車を乗り継いて、羽田空港へ、

16時、飛行機で北海道旭川空港へ無事行くことができました。

北海道北いぶき農協沼田支所のそば畑

まず訪れたのは

北海道北いぶき農協の沼田地区

ここ数年取引させていただきますが、

新そばらしいグリーンの粉は、毎年お客様に好評です。

精選作業を終え、出荷を待つ玄そば

他の産地との違うポイントはそばの収穫時期

北海道は米も産地で、米と蕎麦を扱っているのですが、

主食の米がメインなので、米の収穫、乾燥、出荷を終わらせてから、

そばの精選などをする産地が多いです。

沼田地区は、米よりもまずはそばを優先して作業してくださいます。

「雪中そば」のブランドそばで、他の産地よりも高いですが、

それに見合うだけの品質は確かにあります!!

収穫を待つそば畑

2023年は天候不順のため、減作となってしまいました。

2024年今年こそは良い年になればと思って、産地に来たのですが、

昨年よりは良さそうですが、実の付きがさみしい畑もありました。

担当していただいている、部長も課長もちょっと寂しそうでした。

乾燥を終えた原料、茎など夾雑物がまだいっぱいです。

これを大型施設内で精選します。

施設の中で精選すると、黒く輝くばかりのそばになります。

令和6年産「雪中そば」1等級

今年も品質の高い1等級の玄そばを送ってくださるとお話しいただきました。

今年も2024年10月1日(火)から発売いたします。

そば粉で10トン限定ですのでお早めにご利用ください。

北海道北はるか農協 音威子府(おといねっぷ)のそば畑

北海道の中心旭川から車でさらに2時間

音威子府(おといねっぷ)は、北海道の北に位置するそばの有数の産地です。

北海道で一番小さな村として知られており、

黒い蕎麦が有名です。

広大なそば畑

寒暖の差があり、

非常においしい蕎麦です。

日本一のそばの栽培面積である北海道のそば畑をみて、

長野県のそば栽培にも生かしていきたいと決意を新たに思いました。

北海道産石臼挽き新そば粉2024

https://www.konaya.jp/c/item_list/sobako/ishiusu/hokkaido_ishiusu_1

北海道産ロール挽き新そば粉2024

https://www.konaya.jp/c/item_list/sobako/roll/hokkaido_roll1