そばがきの作り方レシピ(そば粉を熱湯で練った食べ物)
2015年7月4日
こんにちは大西製粉の大西響です。
先日、クロスワードパズルの問題になったようで、
「そば粉を熱湯で練った食べ物の名前はなんですか?」 と質問を受けました。
蕎麦を麺にし食べ始めたのは、鎌倉時代までさかのぼりますが、
それ以前は、粉に熱湯を注ぎ、よく練ってから、団子にして食べていたと言われています。
これを「そばがき」と言います。
そば粉100%で作るので、
ふわっとして、そばの香りや風味がダイレクトに口に広がります。
食べた瞬間、「うまい」と叫ぶ、食べものでは、ありませんが、
「数日すると、なんだか、食べたくなってくる。」
「数年たっても、味を記憶している。」
そんな魅力があります。
長野県内では、昔は日常的に食べられていたので、
「昔、祖母が作ってくれた思い出の味」「昔の蕎麦の味を思い出した」と
長野県出身の方から「そばがき」について喜びのお手紙をいただく事が多いです。
2、そばの栄養を余すことなく摂取
そばの栄養が小麦や米に比べて、非常に高いと評判になっています。
麺状にしてしまうと、小麦が入っていたり、
また
茹でた時に 栄養素がお湯に溶けだしてしまいます。
その点、そばがきなら、そばの栄養を余すことなく、摂取することができます。
2、そばがきの作り方
そばがきの作り方はいたって簡単です。
用意するもの
挽きたてのそば粉 50g
水 200cc
鍋で木べらで混ぜながら、中火にかけてください。
沸騰しましたら、火からおろして、力いっぱいかき混ぜます。
お好みで、醤油、そばつゆ、などと一緒にお食べください。
蕎麦屋さんで、そばがきがあったら是非ご注文ください。
使っている そば粉に自信がなければ、提供できません。
また
捏ねるのに1人つきっきりで、時間がかかるので、職人さんはあまりやりたくないです。
それでも そばがきが メニューにあるということは、 本物のそば屋さんの 証であると言えそうです。
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