信州ワインとガレットの夕べに参加し長野県の観光を思う。
2015年12月4日
こんにちは蔵の粉屋大西製粉の大西響です。
信州ガレット振興会主催の「信州ワインとガレットの夕べ」に参加してきました。
第1部では「信州ワインの現状」として株式会社高野総本店のマスターソムリエの高野豊さんから、長野県のワインへの取り組みを聞きました。10年にわたる長野県のワインへの取り組み、原産地呼称制度という制度を導入し、長野県で育ったぶどうを栽培、そして一定の品質以上のワインの認定(海外で通用する品質以上という高いラインで線引きをしたそうです。)こうした本格的な取り組みをへて、ようやく海外での品評会で評価されるナガノワインが多くできてきたとのことでした。
長野県のワインを紹介するサイト→ NAGANO WINE
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「ガレットと日本」として株式会社ル・ブルターニュのマネージャ阿部一博さんからル・ブルターニュの経営者ラーシェベルトランの日本でのガレットの取り組みについて聞きました。ラーシュベルトラン率いるル・ブルターニュは1996年東京神楽坂にオープンしてから全国そしてガレットの本場フランスにも店舗があり、今最も評価されているガレットカフェの一つです。
蕎麦と言う素朴な素材でガレットを作り、シードルと一緒に提供しています。食べ物だけでなく、食べる雰囲気作りを大事にしているそうです。フランスには「食べ物food」と「感覚feelinng」をあわせた「fooding」と言う言葉があるということです。確かに食事にお金と時間をかけるわけですから、美味しくて、更に気持ちよく時間を過ごしながら食事をしたいですね。東京に行ったときは訪れたいガレット店です。
ル・ブルターニュのホームページはこちら→ ル・ブルターニュ
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メトロポリタン長野の総料理長板花芳博氏による信州産の食材をふんだんに使ったコース仕立てのガレットとマスターソムリエ高野さんセレクトのシードルとワインのディナーです。
「スモークサーモンと野菜のそばガレット」ガレットと言うと4つ折りにした生地に食材をトッピングするというイメージがありました。ロール巻にしてあるので、食べやすく、食材のおいしさを楽しめました。スモークサーモンとクリームチーズが入っており、大変美味しかったです。
「海老とホタテ貝きのこソテーアリゴ仕立てそばガレット」
海老とホタテのメインを包み込むガレットの生地、そばのガレットとはメインではなくを引きたて役であると感じました。
「信州リンゴのスパイスカリーガレット」
学生ガレット料理コンテストの優秀作品です。大変ボリュームのあるガレットでワインにも大変あいました。
「NEW和食☆洋風あんみつ風ガレット」
デザート隠し味に信州みそを使ったソースを使っています。地元の食材のコラボレーションでした。
いろんな食材をトッピングにしたガレットを楽しみました。
「長野県には素晴らしい食材がたくさんあります。りんご、ぶどう、もも、レタス、キャベツ、きのこに、信州牛、信州サーモン、いろいろな食材とコラボレーションしながら、そばで作ったガレットで包みこむことができるのは大変素晴らしいと思いました。長野県に旅行に来て、田園風景を楽しみながら、ガレットをつまみにナガノワインやシードルを楽しみ、時間を過ごす。そんな素敵な時間の過ごし方が広まっていけば良いなーと感じました。」
信州ガレット振興会では一緒にガレットの食文化を広げる方を募集しています。
→https://www.facebook.com/shinshugalette.jp
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