信州夏の新そば2016
2016年7月6日
先日、夏そばの種蒔きを致しました。
蕎麦の開花は6月下旬、収獲は7月後半になる予定です。
通常「新そば!」というのは秋型で、
10月くらいから全国のそば屋さんの店頭に貼られるポスター「新そば始めました。」を見ると、
「1年間待ってましたー」と思います。
今ではそこまでは、味の違いはないのですが、
それでも、蕎麦愛好家にとっては、秋の新そばを今か今かと待ち焦がれます。
「夏のそばは猫も食べない」という諺があります。
夏に育った蕎麦が不味いという意味ではなく、
きっと
冷蔵の設備がなかった江戸時代、秋に採れた蕎麦を夏に食べてもあまりおいしくなかったという意味であるように思います。
秋の新そばは
一番早い産地は北海道で9月初旬ごろから発売が始まり、徐々に南下していきます。
長野県では標高の高いところでは10月初めから発売が始まり、平地のところでは11月後半に発売になります。
では、夏型というのは、夏そば(なつそば)、夏新(なつしん)などと呼ばれ、
5月くらいに播種をして8月に収獲になるそばです。
「夏の暑い日にこそ、つるっとさっぱりした新そばを食べたい!」
そんな夢のような蕎麦なんですね。
2016年今年も5月に種蒔き、5月末に発芽しました。
2016年7月、気温のためか、発育が遅れ気味でしたが、
ようやく、花が満開になりました。
白い花は大変可憐です。
8月のお盆明けには、
「信州夏の新そば2016石臼挽きそば粉」発売予定です。
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