2019新年ご挨拶|蔵の粉屋大西製粉
2019年1月12日
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多くの方にご愛顧いただき、
無事、新しい年を迎えることができました。
誠にありがとうございました。
本年度は平成という時代の最後の年であり、新しい時代の最初の年であります。
干支は猪、
方向を間違えることなく、
まっすぐに力強く走り抜ける年になるようにしていきたいと思います。
私 大西響も大西製粉の5代目社長として、8期目の年になります。
3つの課題に引き続き全力を尽くします。
自社農園によるそばの栽培振興
社長になってより長野県産の原料の確保という問題に、
自社農場という形で、多くの方の協力をいただきながら挑戦してきました。
本年度は3年目、作付面積10ヘクタール、夏と秋の2毛作を実現していきます。
この10ヘクタールはすべて、耕作放棄地、遊休地という作物が作られていなかった土地です。
夏と秋には可憐な白い蕎麦の花が咲き、道行く人、近隣の皆様にも大変好評です。
生産性の低い作物である蕎麦は、
蕎麦だけでは採算が合わないため、
生産者様が少なくなってきています。
そば粉や製麺への加工することで付加価値がつけられる当社でなくては成り立たない事業であります。
当社が獲得した設備を地域の方と共有することで、蕎麦の生産性をたかめ、「そばの栽培振興」にもつながります。
「遊休荒廃地の解消」といった地域の課題も解決でき、
非常にやりがいを感じます。
土地を借りて、耕し、種を播き、花を咲かせ、実を収穫する。
今年はこれを徹底していきます。
蕎麦製品の品質向上
もう一つは蕎麦製品の品質向上です。
汚い環境では良いものは作れるわけがありません。
衛生的な工場への投資、運営を通じて、品質を高めていきます。
それにはスタッフの教育が欠かせません。
もちろん自分自身も、習慣を見直し、自己を律し、反省して改善していく必要があります。
仲間であるスタッフがそれぞれの個性を生かして、働き甲斐のあると思える職場作りをしていきます。
お客様とのコミュニケーションの推進
最後に、商品を利用していただくお客様との情報の共有を大事にしていきます。
お客様がほしいと思えるも、してほしいサービス、商品、
当社だからできるサービスや商品を通じて、お客様の最高の満足を提供していきます。
お客様が、スタッフがそして私自身も満足できるような仕事をしていきます。
信州そばを通じて、お客様の生活が豊かになるように
「あなたのそばのある暮らし」をモットーに
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
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