そばの実研究所は信州の老舗粉屋大西製粉が2021年に設立、
そばの実という粒のままのそばを使い、伝統的食文化、新しい食文化を研究し、
そばの魅力を発信していく研究所です。
長野県百年企業・信州の老舗に
認定されている明治25年創業の
大西製粉
「幸せで豊かなそばのある暮らしをつくる」を理念に掲げ、そば愛好家へ信州そばやそば粉を届けています。
創業以来のこだわり続ける石臼挽きそば粉はそば本来の香りと豊かな風味が特徴で、多くの人に愛されてきました。近年、大西製粉の最新技術で作られたそばの実には、そば粉では取ることができない栄養素があるとして、注目が集まっています。
そばの実とは?
収穫したそばから、粒の形を残したまま黒い殻だけを取り除いた薄緑の実です。長野県の伝統的郷土料理として、和風だしのそばの実雑炊が食べられてきましたが、今では知る人は少なくなっているようです。日本でそばと言うと麺料理が多いですが、世界に目を向けると、粒のまま他の食材と煮込んだ食べ方が多いようです。
そばの実は良質なたんぱく質、ポリフェノールのルチン、食物繊維、ビタミンB1B2など、体の健康維持に必要な栄養素を豊富に含んでいます。またゆっくり消化が進むので、血糖値を気にする方から人気が高く、まさに世界で注目されるスーパーフードです。
普段食べている麺や粉はそばの一部分だけ。そばの実なら栄養素を丸ごと取ることができます。特にそばの実の緑色の甘皮に含まれるたんぱく質「レジスタントプロテイン」が注目されています。当社の黒殻を剥き、そばの実を取りだす最新技術で栄養たっぷりのそばの実を作ります。
夏の朝、浅間山麓のそば畑は朝霧で覆われます。 この朝霧のもとで育ったそばは、「霧下そば」と呼ばれ、極上絶品とされてきました。昼夜の寒暖の差が、朝霧を発生させ、甘みを含む風味豊かなそばへと変化すると言われます。
そばの実研究所では、地元の飲食店さんとタイアップし、
そばの実の栄養を丸ごと食べるをコンセプトに食べ方を研究しています。
和のイメージのそばが西洋風の食べ方と
非常にマッチします。
長野県の地域で昔から食べられている
そばの実ときのこを使った雑炊
そばの実の食感は
ひき肉の代わりとしておすすめです。