そば湯の飲み方
そば湯の美味しい飲み方をご紹介します。
そばつゆで割って飲む
そば湯をそばつゆで割って飲んでみましょう。
一般的には、そばつゆが入った猪口にそば湯を注ぎます。塩味が増して、初めての人でも飲みやすくなります。
そばつゆと割ってそば湯を飲む場合、気をつけておくとよいポイントがあります。
蕎麦を食べ始めるときは、そば猪口に3分の1ぐらいのそばつゆを入れ、そば徳利にそばつゆを残しておきましょう。そうすることで、そば湯を飲むときにそば湯とそばつゆの調整ができます。
私は、そば湯とそばつゆの割合をいろいろ試してみましたが、
おすすめの割合はそば湯:そばつゆ=8:2。
近ごろは、とろみのある濃いそば湯もあるので、そうした場合は7:3がおすすめです。
うっかりそば猪口に多めのそばつゆを注いでしまったときや、ひと口目はそば湯をそのままストレートで、ふた口目はそばつゆで割ってと味の違いを楽しみたいときは、もうひとつそば猪口をいただいて飲んでみましょう。ただし、お店の混雑時は様子をみてお願いしてください。
そのままストレートで飲む
そのままストレートで飲んでみましょう。そのまま飲むことで、そばの風味が口の中に広がり、蕎麦の香りや味わいを楽しむことができます。そば湯をそばつゆで割ると塩分が高くなるので、健康面を気にする場合は、そば湯をそのままストレートで飲むのがおすすめです。
わさびや七味などの薬味を加えて飲む
蕎麦の薬味は、そば湯との相性も抜群です。そば湯のために少し薬味のわさびやねぎを残しておきましょう。そばつゆをそば湯で割ったものに、薬味を加える飲み方です。代表的な薬味は、わさび、ねぎ、大根おろしや七味唐辛子など。ピリッとした香りが際立ちます。いろいろな種類の薬味があれば、味を変えて楽しむこともできます。
そば湯は飲み方のマナーやルールがあるという人もいますが、基本的には飲み方は自由です。
番外編として、私のもう一つおすすめは、塩を少々入れて飲むことです。戸隠のそば屋さんでは、濃いそば湯に塩が付いてきます。蕎麦の風味を壊さず、塩味があるので飲みやすく美味しいです。
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