製粉技術の発展に力をいれる
製粉技術
素材を引きだす「製粉技術」を磨く
当社は明治創業から百有余年、粉一筋に商いを続けてきました。
信州小諸の坂の町の地形を活かし、浅間山から流れる松井川の流れを利用した水車を動力とし石臼をまわし水車製粉業を始めました。
現在では電動ではありますが、最新の製粉機械を導入し製粉を続けております。
電動になる前の石臼製粉
伝統を守りながら最新の技術も追求していきます
私たちは製粉を続けるなかで
「蕎麦の素材のおいしさを引きだす技術向上」を特に大切にして製粉をしています。
埃や土など取り除く精選技術、黒い殻を取り除く脱皮技術、実を粉にする製粉技術、粉の粒子を整え抽出するふるい技術など、日々、微調整を繰り返し製粉に取り組んでいます。
おいしい蕎麦を求めて私たちの製粉技術向上の挑戦は続きます。
伝統を守りながら最新の技術も追求していきます
蕎麦のおいしさとは
「子供のころ食べたあの蕎麦が忘れられなくて」
「蕎麦は黒い物が本物だ」
「白い蕎麦がよい」
「蕎麦の味とはえぐいものだ」
「甘いものだ」…
蕎麦のおいしさは人の数だけあり、すべてが正解であると思います。
蕎麦とは食べた瞬間、「おいしい」と叫ぶようなものではなく、食べてから、2、3日してから、また食べたくなってくるような食材ではないでしょうか。
「子供のころ食べたあの蕎麦が忘れられなくて」というように、50年経っても味を覚えている。頭の奥に強く記憶され続けているような食材です。
私たちは蕎麦のおいしさを「素朴な甘さ」と考えています。 蕎麦の実のでんぷん質が蕎麦のおいしい食感として大きく影響をしているようです。
そば粉にも様々な種類があります
ほんのりそばの香り、素朴な甘み
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